基礎工事とはどんな工事?

基礎工事は、建物や構造物の基盤となる地盤改良や基礎部分の建設など、建物を支えるための基本的な工事のことを言います。

例えば、建物の敷地内に、建物の重量や荷重をしっかり支えるための基礎を作る工事や、地盤の沈下や崩壊を防ぐための地盤改良工事、排水や雨水の処理を行うための下水道や排水路の設置などがあり、どの工事も私たちが安全に生活していくうえで欠かすことのできない工事となっています。

基礎工事は建物の安全性や耐久性に大きく影響するため、建物の建設において最も重要な工程のひとつです。また、基礎工事は建物が完成してからも、建物を支え続けるために重要な役割を果たすため、十分な品質管理が必要です。

基礎工事には、建物の用途や地盤の状況に合わせて一般基礎工事を基本として、地盤改良工事や、地下水処理工事、地震対策工事などさまざまな種類があります。

一般基礎工事は、建物の荷重を地盤に伝えるための、基礎土台や柱などを設置する工事で、地盤の状況や建物の形状に応じて、ブロック基礎、コンクリート基礎、鉄筋コンクリート基礎など、さまざまな方法があります。

地盤改良工事は、地盤の強度を高め、建物を支えるための工事です。地盤の状況に応じて、砕石や砂利を敷き詰める方法や、地盤改良材を混ぜ込んで強度を高める方法、地盤を切り取って新しい地盤を敷き詰める方法などがあります。

地下水が建物の下にたまってしまうことを防ぐために、排水路やポンプを設置し、地下水を効率的に処理することができる地下水処理工事や、地震時に建物が倒壊することを防ぐため地震対策工事などがあります。

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